空間デザイン、生活の質、参加制度


by amenity3355
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# by amenity3355 | 2008-11-09 11:30

御嵩町概要

御嵩町概要_e0006822_16315731.jpg
 2回目は御嵩と美濃市に行きます。まずは産廃で住民投票した御嵩町です。産廃問題は事後処理で停まっていますが、今は亜炭鉱の住宅地盤落下が問題となっています。御嵩町は人口が2万人弱で面積は56K㎡です。統計書を可児市、美濃加茂市は作っていましたが、どこの自治体も工業統計は作っていません。4人未満の独自統計も無く、国調の最新情報もすぐみられません。それでも担当職員は親切に資料を提出してくれました。特に、売れ残っていた「グリーンテクノみたけ」は、東海環状自動車道の開通で一気に完売しています。トヨタ系の自動車産業も進出しています。H18年度では奨励金が1億2千万円ほどですが、税収効果も予想されています。町の真ん中を流れる川を中心に、両サイドは小高い山があり、中仙道の面影もあります。平地が少なく乱開発も少ないです。用途地域はありますが、線引きはなく、都市計画税は徴収していません。高規格道路の効果もあったようですが、名鉄の撤去が計画されています。財政力指数は0.62、経常収支比率は82.5%、地方債残高も多くあまりよい状況ではありません。それでも自立して「ひと・みどり・ものづくり」をめざしています。
# by amenity3355 | 2008-11-07 16:30 | 都市計画・まちづくり

美濃加茂市概要

美濃加茂市概要_e0006822_189425.jpg
 東海環状自動車道(東周り)が03年に開通し、岐阜県の工場数等の増加と効果を確認するために、インター周辺の都市・自治体調査を進めています。2つ目は美濃加茂市です。当市は人口5万2千人で自然増も社会増も停滞しています。外国人が5,500人で、ブラジル3,700、フィリピン1,000人、中国 360人です。面積は74.8k㎡で合併はしていなく、市街地はコンパクトにまとまっています。05年国調で常住地の1次産業就業者数が4%、2次が減少し35%、3次が増加し52%です。市外への通勤者が増加し、可児市、関市、さらに各務原、川辺、坂祝、そして名古屋、犬山へと出るベッドタウンでもあります。産業分類による事業所数は一般、金属が多く、従業員数は電気、一般が多く、製造品出荷額は電気が圧倒的に高い。4人未満も多いが工業統計では把握していない。市民1人あたりの市民所得は98年度の355万円をピークに減少している。生活保護世帯は04年度の791をピークに減少しているが、自殺者数は10人前後で豊田市と同等以上の割合です。財政規模は172億円で、財政力指数は0.79とまずまずですが、地方債現在高も多いです。歳入は固定資産税、市民税が多く事業所の影響もあります。歳出は民生費が一番となり、土木費は抑え気味です。都市計画税は徴収しています。工場団地は完売し、次の予定地を検討していて工場の用途地域を拡大しました。工場建設奨励金では正規雇用を条件(1年以上)にし、雇用促進奨励金に1人5年間5万円を出している点は注目できます。年度別適用数と非正規雇用者の全市の割合、さらに県の総合事務所で建築確認の状況を再調査する予定です。
<時の話題>
オバマ大統領圧勝。勝因はブッシュがあまりにも悪かったからでしょう。
# by amenity3355 | 2008-11-06 18:09 | 都市計画・まちづくり

可児市の行財政概要

可児市の行財政概要_e0006822_20475658.jpg
可児市は合併のためか兼山町が飛び地であります。H18年度の住所地の産業構造は1次が1.8%、2次が34.9%、3次が62.5%です。人口の伸びは1969年の9.8%をピークに07年は0.6%と停滞です。07年の外国人は6,675人でブラジル人が4,666人です。流動人口で市外へ26,000人出て、18,000人流入しています。通勤・通学の移動は多治見市、美濃加茂市へは流出入が同等の3~4千人です。しかし、名古屋、犬山、小牧へは圧倒的に流出が多くなっています。03年に東海環状道路が美濃市まで開通しました。国土交通白書では工場数が05年に岐阜県は愛知、三重より伸び率が5%で多いとありますが、影響はどうでしょうか。数と面積、場所と業種を調べたいと思います。可児市では工業統計を独自に発行していません。統計書からでは03から05年度には一般機械、輸送が各2社で電気が4社の増加です。伸び率が5%といっても分母が小さいです。御嵩の塩漬けの工場団地は別としても、再度詳細なヒアリングと調査が必要です。次回は岐阜県と御嵩町、美濃市へも行こうと思います。既往の研究、調査情報がありましたら教えて下さい。
 財政状況はH18年度決算カードから、一般会計予算は249億円で財政力指数は0.9です。5年前よりも予算規模は縮小し、投資的経費を削減しています。法人市民税は12億円で、市民税の48億円の1/4程度です。固定資産税が60億円と大きな割合です。歳出は民生費が22%,土木費が19%です。地方債残高が211億円は多く、建設事業のつけでしょうか。 ゴルフ場の多いのも特質できます。産業誘致政策に熱心で雇用にどのように効果が出ているでしょうか。地価や市民の生活・福祉水準も気になります。
 写真は可児・御嵩のインター近くの「民間」(多分)造成地です。
# by amenity3355 | 2008-11-05 20:56 | 都市計画・まちづくり

可児市の都市構造

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 可児市は人口9.7万人、面積は87K㎡です(05年国調)。あらかじめネットで決算カード(H18 、H13年度)、総合計画、都市マスなど下調べはしておきました。まず統計書と都市計画図を購入(各千円)しました。工業統計は作っていないとのことでした。鉄道はJRと名鉄の2系統で、市外通勤者の多い都市です。そのため犬山、小牧方面と多治見方面での住宅開発が虫食い的に行われてきました。土地利用計画を持っていますが、線引きがなく多核分散型で、コンパクトな都市になっていません。木曽川が流れ緑に囲まれ風光明媚なところです。地形的に谷になっていて開発も谷筋の高台で細長く行われています。そのため、産廃の埋め立てには適した地形になっています。新規開発地は高台で地震ハザードマップでも予想震度は低くなっています。14階建てのマンションもありました。最近は駅周辺が見直され、かに駅では区画整理が行われていました。新規団地と既存集落の交流はなく、自治会も規模がまちまちです。この地縁組織とアソシエーションのまちづくり協議会でのまちづくりが、これからの課題でありまちづくり条例制定のきっかけのようです。
写真は工業団地に隣接する住宅団地です。
# by amenity3355 | 2008-11-05 00:08 | 都市計画・まちづくり